【化粧品の撮影】
化粧品の撮影は「容器の正面切り抜き」が基本です。
完成度の高いキリヌキ写真が撮れなければ、高品質なイメージ写真を撮ることはできません。 多種多様な容器やロゴをいかに撮影するか、そして、使用サイズに応じていかに画像処理や補正を行うかが高品位な化粧品撮影の決め手となります。
普及し始めた画像生成AIでイメージ写真を作る際にも、基本となる製品写真のクオリティーが重要となります。
■バラエティーに富んだ化粧品のパッケージ 素材・・・透明、乳白、不透明/硬質、軟質 形状・・・ボトル状、チューブ状、正円柱、楕円、角丸の多角形 色彩・・・多彩なカラー、多様な明るさ、メタリック、パール調、ホログラムなど特殊加工を施したものも
質感・・・光沢、反光沢、マット さらに、容器とキャップの形状や質感はまちまちで、金や銀の蒸着またはホットスタンプで加工されている製品もあります。
■「縮小表示でも」ロゴや商品名がくっきり見える適切な画像処理
大きな画面で化粧品を見た時にきれいに見えても、画面で小さく表示したり、印刷物で小さく使用した時、ロゴがぼんやりして見にくくなることがあります。
原因は、使用サイズに応じた適切な画像処理が行われていないためです。
弊社では、この問題を解決するために、ロゴや文字について使用サイズに応じたコントラストと濃度の調整を行っています。この一手間で、縮小した時の仕上がりが格段に上がります。
例えば、白い容器にシルバーのホットスタンプのロゴや文字を使用している場合、ホットスタンプの部分を低コントラストのグレーに仕上げることで、小さ く画面表示された場合でも良好な視認性が得られるようになります。
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