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カタログ、パンフレット、ポスターなど紙媒体で印刷使用される写真において、色の再現性が重要であることは言うまでもまりません。 アヴェニューAでは1997年頃、デジタルカメラを導入する以前から印刷での色再現にこだわり、製版職人の方々からアドバイスをいただきながらCMYK分解について研究を重ねてきました。 当初は光の3原色のRGBと、インキで色を表現するCMYKの違いに困惑しましたが、徐々に理解を深め、現在では印刷で再現が難しいとされるオレンジやグリーンなども、階調を維持した状態で近似色で仕上げることが可能になりました。 ■撮影現場で色調を決定する 印刷物の制作工程の中で、撮影現場だけが全てのスタッフが一堂に介して、撮影商品を囲んで話をすることができます。 実物と撮影画像を正しくキャリブレーションされたモニターと環境で見ることができるチャンスに、意見を交わして色調を決めることが、色トラブルを回避する成功ポイントです。 撮影画像を即座にCMYK変換し、DICカラーチャートなどを参考にキーカラーの色調を決め色見本を制作することで、その後の画像処理で誤った色調に仕上げることが減少します。 CMYKで表現の難しい色彩や記憶色、期待色が求められる写真を仕上げる上で高効率なワークフローが実現できます。 ■CMYKに最適な撮影の探究 CMYKデータを作成することで一番変わったのが撮影現場でのライティングです。主な変更ポイントは2点。 ●印刷色再現が難しい被写体へのライティングを変更。 ●背景に鮮やかな色彩を使用したい場合に、階調破綻を起こさず色調整し易い低彩度の色彩で撮影。 撮影時のライティングを変更することで、メリハリの効いた豊かで滑らかな階調を持ったCMYKデータの作成が容易になりました。 本来、撮影とCMYK変換は分業されるべき職種ですが、カメラマンが印刷色表現を理解し、印刷の仕上がりを見据えた撮影から画像処理を行うことが印刷ビジネスに関わる上で必要なことだと考えています。 |
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