|
カラーストーンの撮影で難しいのは石の色彩表現です。アクアマリンとブルートパーズが同じ色になってしまっては困りますし、それぞれの色が濃すぎても薄くてもNGとなります。あくまでも見た目に自然であることが重要です。また石によっては抜けができてしまうこともあるので、そうした場合は裏面に加工を施す必要がでてきます。
カラーストーンの撮影で特に厄介なのが、スターやキャッツアイなどのジュエリーです。スターやキャッツアイを撮影するには被写体から60cmほど離れたところから照射する直径1cm以内の大光量のスポットライトが必要です。他のジュエリーや背景に影響を与えることなく、目的の石のみを輝かせる必要があるからです。こうした照明装置は既存ではないため自分で作っています。
ジュエリーの撮影は、宝石に対する知識と特殊な機材が必要です。
|
|