料理写真の撮影

料理の撮影で使用する照明機材は大掛かりなシーンでなければ、大型ストロボが５〜７灯を使用します。最初のセッティングにかかる時間は30分程です。多数のライトを使用する事で、柔らかい光、太陽光の様な強い光を自在に作り出すことができ、ライティングの変更を瞬時に行うことができます。

出張撮影の場合はスタジオで使用しいている機材を車載して、スタジオと同じセットを組んで撮影します。寄って、写真の仕上がり品質はスタジオ撮影と同等です。

限られた時間で多数の撮影を行いたい場合は、自社機材で3セット準備可能です。スタッフは当社OBを含めて対応いたしますので、仕上がりのばらつきが抑えられます。

航空機や新幹線での出張撮影にも対応可能です。

［料理写真の画像処理］
料理写真ほど実物と色の異なる画像処理はありません。
仕上がり目標は、見た目に違和感がない期待色、記憶色です。見た人に誤解を与えず、食欲を増幅させるのが理想の仕上がりです。

画像処理で難しいのが、印刷物で使用するCMYKデータの作成です。

みかん、サーモン、イクラのオレンジ
海老、イチゴ、マグロの赤
メロンのグリーン

こうした色はRGBからCMYKに変換した際に色が沈みやすく、CMYKデータの作成には製版知識が必要となります。また、料理写真の場合は絵柄に寄って墨版の量に注意が必要です。

当スタジオでは、印刷に最適なライティングで撮影を行なった上で印刷用CMYKデータの作成を行なっておりますので、印刷表現の難しい色彩も見た目に美味しそうに仕上がります。