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テーブルウエア・カトラリーの商品撮影

料理の撮影では欠かせない食器やグラスなどのキッチン用品、料理撮影では脇役になってしまいますが、メイン商品として撮影を行う場合には、ビシッとシャープに質感やデザインを表現します。 キッチンアイテムの中でも撮影が難しいのが鏡面仕上げされた鍋やスプーン、フォークです。撮影セットがすべて映り込んでしまうこれらの光り物を美しく撮影するには、イメージ撮影の場合は映り込みの位置を把握した上でライティングを考えて物のレイアウトを考える必要があります。 【シルバー製品の撮影の現場】 下の写真のような銀器の集合撮影はカメラマンの技量がはっきりと表れます。 準備不足で撮影に臨んだのでは「映り込みの博覧会」のようになってしまいます。撮影を行う前に映り込みを計算して商品の配置を決めておくことが理想的な仕上がりを得る上で重要です。ホコリや指紋に気をつけながらごくわずかな狂いもなく配置を決めることで、集合写真でありながらひとつひとつの細かな細工を表現することができます。 この写真は30年近く前に4×5のフィルムで撮影を行いました。
全体写真	集合写真でありながら、一つひとつに施された細かな細工まで再現することで、商品自体の高級感を表現しています。
部分アップ1	部分アップ2

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